黒色女子を個人授業

「熱はもういいのか?」

俺が尋ねると「ううん、まだ少し」と天野は首を横に振った。

「辛くなったら横に慣れよ」俺の言葉に「うん、ありがとう」と頷いて、苺をもう一つ口に放り込む。


まぁ、食欲はあるみたいだから大丈夫だろ。


苺を頬張る姿を眺めながら、俺は話題を探した。

とりあえず当たり障りのない会話で間を繋ぐ。

「部屋、意外だな」

「ああ……やっぱり、そう思うんだ?」

一際目立つぬいぐるみに目線を送りながら、俺は感想を述べた。

「もっと、大人っぽい感じを想像してた」

「それ、さっき大城さんにも言われた」


突如大城さんの話題が出てきて、妙な空気が流れた。


おおっと!ここで!?

まさかの地雷踏んだ!