黒色女子を個人授業

私は今日の出来事をざっくりと説明した。


「へー。じゃあ一緒に買い物してきたんだ!?」

この話題に花は予想以上の食いつきを見せた。

「そんな大袈裟なものじゃ……結局たい焼きしか買わなかったし」

弁解する私に、花は遠くを眺めながら「いーなー……」と呟いた。


……そんなにたい焼き、食べたかったのかなぁ?


「今度、お土産にたい焼き買ってこようか?」

「そういう意味じゃないよー……」

突然ブスッと不機嫌そうにうな垂れる花。大きくため息をつきながら疲れた声を漏らす。

「あんたが大城さんとデートとはねー」

「だからデートじゃないってば」