黒色女子を個人授業

彼はゆっくり目を開けたかと思うと

「……!……俺、寝て……」

しまったという表情で、勢いよくガバッと飛び起きた。


大城さんが私の姿に気がつくと

「わっ!ごめん!」

驚いて何かを弁解したあと「っ今、何時!?」腕時計を見て「やばっ、仕事……!」慌ててコートを跳ね除けた。


……大城さんが焦ってる……

いつも笑顔で、何が起きても余裕の顔してるのに。

初めての大城さんを見て、なんだか嬉しい気分になる。