黒色女子を個人授業

またそういうことを言って私をからかう。

「同期なので仲良いの当たり前です」むくれて言い返すと

「あーそうなんだ」彼はなんとも投げやりな返事をした。


駅まで一緒に歩かなくてはならない雰囲気になってしまい、せっかくなので先程電話で遮られて聞けなかった質問をぶつけてみる。

「結局、さっきの作業って何だったんですか?」

大城さんは、ああ、あれ?と言って私に向かってニッコリと微笑んだ。

「僕の宿題」

「は?」

私は間抜けな声を上げてしまった。

宿題? どういうこと?


「プレゼン用に資料をまとめなくちゃいけなくてさ。
めんどくさいよねー。マネージャーの役職になると、定期的にプレゼンとか講演とかやらされてさー」


この人はそんなもんを私にやらせていたのか。

いい加減な態度にフツフツと怒りが込み上げてきた。