和樹。 今のわたしの年齢は出会った頃のあなたと同じなんだね。 わたし、綺麗になった? 前より素敵になった? この写真に映るわたしは若干幼い。 爽やかで優しい表情をした和樹の隣で無邪気に笑っている。 あなたはそのまま姿を変えない。 もう年を重ねることもない。 わたしだけが年を取ることに少し虚しいな、、、なんて考えながら。 『和樹、行ってくるね。』 そう言って部屋を後にした。 優しい声でいってらっしゃいって。 きっと気のせいだけどわたしにはそう聞こえたような気がした。 .