うみのうえにでると


ひはしずんでいてそらには


まるいおつきさまがでていました。


すえっこのおひめさまは


うみのうえでたくさんおよぎました。


するとむこうからおおきなふねが


こっちにむかってきてとまりました。


すえっこのおひめさまはそのふねに


ちかよりました。


ふねからはおんがくがひびき


たのしそうなこえがきこえました。


ふねをみあげると


そこにはおうじさまがいました。


「なんてすてきなかたでしょう」


すえっこのおひめさまは


そのおうじさまに


ひとめぼれしました。