「よーし、食べたな?パウンドケーキ分、協力しろよ?」
「だーかーらぁ、現国なんて、教えることないっての……」
お茶を飲み、一息ついたところで翔琉がガサガサとテーブルをあける。
「つかさ、何だかんだ真面目じゃない?!翔琉……あたしなんてもう、数Ⅱと英語と……ああもう色々捨てる気満々」
ついつい、本音が口をつく。
「だからー、いつも言ってるけど、皆が出来るやつ出来ないのが嫌なんだって。活字追うと眠くなるから、いい年してろくに本も読めねーし……」
なにそれエロ本?と、つっこもうとして、やめた。
……お姉ちゃんは、本を読むのが好き。
「だーかーらぁ、現国なんて、教えることないっての……」
お茶を飲み、一息ついたところで翔琉がガサガサとテーブルをあける。
「つかさ、何だかんだ真面目じゃない?!翔琉……あたしなんてもう、数Ⅱと英語と……ああもう色々捨てる気満々」
ついつい、本音が口をつく。
「だからー、いつも言ってるけど、皆が出来るやつ出来ないのが嫌なんだって。活字追うと眠くなるから、いい年してろくに本も読めねーし……」
なにそれエロ本?と、つっこもうとして、やめた。
……お姉ちゃんは、本を読むのが好き。

