「多分ね、単に、自由の象徴っていうか……」


「んー??」


「まあ、いいや。お前にはちょっと早いな」


「ちょっと、なによそれ!!」


わぁわぁ話しているうちに、あっという間に家についてしまう。






「……じゃ、またな」



「うん、また、明日」



いつもと同じ道なのに、全然知らない街みたい。