「結実ちゃ……「あたしが、何でも持ってる?笑わせないでよ!!!」
…………へ。
今の声は、お姉ちゃん??
下から見上げるせいなのか、立ちはだかるお姉ちゃんは何だか知らない人みたいで。
「あたしは、何にも持ってない。一人じゃ何にも出来ないと思われて、いつだって子ども扱いされて、小さい頃、外で翔琉君と元気に走り回る一花ちゃん、大きくなってバイトとかしてる一花ちゃん、いつも羨ましくて……好きでこんな身体に産まれたんじゃないし!」
へ…………。
「……そんな……」
「翔琉君は、いつだって一花ちゃんと楽しそうにしていて…!」
あれ?その言い方って……
初めて見た、『勢いよくまくしたてる結実ちゃん』は、自分でも驚いたのか、段々落ち着いて、
「今では、信頼できる彼もいるから、大丈夫なんだけど」
…………へ。
今の声は、お姉ちゃん??
下から見上げるせいなのか、立ちはだかるお姉ちゃんは何だか知らない人みたいで。
「あたしは、何にも持ってない。一人じゃ何にも出来ないと思われて、いつだって子ども扱いされて、小さい頃、外で翔琉君と元気に走り回る一花ちゃん、大きくなってバイトとかしてる一花ちゃん、いつも羨ましくて……好きでこんな身体に産まれたんじゃないし!」
へ…………。
「……そんな……」
「翔琉君は、いつだって一花ちゃんと楽しそうにしていて…!」
あれ?その言い方って……
初めて見た、『勢いよくまくしたてる結実ちゃん』は、自分でも驚いたのか、段々落ち着いて、
「今では、信頼できる彼もいるから、大丈夫なんだけど」

