「そう言えばさぁ」
バス停に向かって歩く道すがら、翔琉が急に真面目な顔になる。
「……なに?」
「結実ちゃん、元気?」
あまりのことに気持ちが悪くなりそう。
この期に及んで、あんたはそんなにお姉ちゃんが気になるの??
「めっちゃ元気ですけど」
不機嫌に聞こえないように言い放ったけど、
「なんで怒ってるわけ?」
……ばれてるし。
「別に……」
「いや、んじゃすっかりよくなったんだな。よかった」
何を言っているのか分からなかったけど、その台詞から、どうやらこの間の病院騒ぎを指し示しているのだと気づく。
もう、1ヶ月近く前の話だっていうのに……
そんなに、気にかけているんだね。
バス停に向かって歩く道すがら、翔琉が急に真面目な顔になる。
「……なに?」
「結実ちゃん、元気?」
あまりのことに気持ちが悪くなりそう。
この期に及んで、あんたはそんなにお姉ちゃんが気になるの??
「めっちゃ元気ですけど」
不機嫌に聞こえないように言い放ったけど、
「なんで怒ってるわけ?」
……ばれてるし。
「別に……」
「いや、んじゃすっかりよくなったんだな。よかった」
何を言っているのか分からなかったけど、その台詞から、どうやらこの間の病院騒ぎを指し示しているのだと気づく。
もう、1ヶ月近く前の話だっていうのに……
そんなに、気にかけているんだね。

