「俺、博己んち遊び行って、会った事があって。普段は勿論仕事してるから、その一回しかないんだけど。すげーいい人でさ」
翔琉が、その人について語り出す。
「なんかさー、博己もよく見るとかっけーじゃん。王子系だしさ、んで、兄ちゃんはそれプラス男っぽさもあってさー、すげーなーとか思ってて」
いつもなら、『博己より断然俺のがイケてる!』とか言うくせに、そんなボケ(半分本気だろうけど)すらするのを忘れて、話を続ける。
「知ってる、とか、言いつつまさかとは思ってて……今までズルズル先のばしにしてたんだけど、確定しちゃってさ。
やっぱり、結実ちゃんの彼氏、博己の兄貴だった」
言い切って、はぁあ、と息を吐く。
翔琉が、その人について語り出す。
「なんかさー、博己もよく見るとかっけーじゃん。王子系だしさ、んで、兄ちゃんはそれプラス男っぽさもあってさー、すげーなーとか思ってて」
いつもなら、『博己より断然俺のがイケてる!』とか言うくせに、そんなボケ(半分本気だろうけど)すらするのを忘れて、話を続ける。
「知ってる、とか、言いつつまさかとは思ってて……今までズルズル先のばしにしてたんだけど、確定しちゃってさ。
やっぱり、結実ちゃんの彼氏、博己の兄貴だった」
言い切って、はぁあ、と息を吐く。

