「ちょっと、木村も言ってやって!!お前のせいで去年俺負けたんだし」
「へ…………」
急に何だか責められてない?あたし。飛び火なんですけど。
ぽかんとするあたしに向かって、博己君が畳み掛ける。
「お前、去年のバレンタインに翔琉に義理チョコ2つやったろ?そのせいでイーブンだったはずが僅差で俺の負けになったの!」
ああ、バレンタインの、チョコの数、翔琉と博己君で競っていたっけ……。
「な、だからきみまろも2つ頂戴!んで俺ブラウニーが好き!!くるみたっぷりね!」
「義理チョコ催促するってなによ……日本人なら2月は節分に集中しなさいよ!そのあとは桃の節句!」
そりゃ無理だろ……という返しをしながら、希美が博己君をばしっと叩く。
「へ…………」
急に何だか責められてない?あたし。飛び火なんですけど。
ぽかんとするあたしに向かって、博己君が畳み掛ける。
「お前、去年のバレンタインに翔琉に義理チョコ2つやったろ?そのせいでイーブンだったはずが僅差で俺の負けになったの!」
ああ、バレンタインの、チョコの数、翔琉と博己君で競っていたっけ……。
「な、だからきみまろも2つ頂戴!んで俺ブラウニーが好き!!くるみたっぷりね!」
「義理チョコ催促するってなによ……日本人なら2月は節分に集中しなさいよ!そのあとは桃の節句!」
そりゃ無理だろ……という返しをしながら、希美が博己君をばしっと叩く。

