キミへの想いを10文字で。

何だか違和感があって、翔琉の家の庭からひょこっと覗くと、その白い大きな車は、家の少し手前でキッと停まって。


つられて、翔琉があたしの後ろから覗いているのが分かる。


「あの車かっけーなー」


あたしにはよく分からないけど、男子にはそそる形なんだろうか。


そのまんま、キャンプにでも行けそうな感じに見える。


……にしても。


なんで、あんなところに停まるんだろう。


心臓がドクドクいい始めて。


……変な想像は、止めよう。嫌な予感は当たるとか言うし……あ、翔琉が見てるし、ちょっとなんかごまかして……


と思って翔琉の方を向いたとき、翔琉が小さく


「あ」


と言ったのが耳に響いた。


翔琉の目は、一点を捉えて動かない。