キミへの想いを10文字で。

「自転車、直ったんだ?」


「おう、学割だーなんつって、ただで直してくれた!」


「うーーーわーーー……なんか悪どい手を使ったわけ?」


「違うだろ、俺の天使のような振る舞いと、愛らしい顔のなせる技だろ?」


ばかじゃない、とつっこんで二人で笑う。


翔琉は、よく色んな人にそうやってかわいがられている気がする。


「また、壊す前にしまっておきなよーー」


喋りながら、何となく今度は二人で翔琉の家に向かって歩く。


庭に入って自転車をカチャン、としまう翔琉を見ながら、


「さーて、パパが、張り切ってるからクリパ第2弾だよ、これから……」


……と言っている間に、見慣れない車が道を通り抜けていく。


「?」