雨の降る夜に

「おそらくな。とりあえず用心するにこしたことはない。松浦は黒服の男たちとグルになって何かしようとしているかも。」


「それに翔吾の消息も気になるな。」


そうだ。
もし武弘の言っていることが本当なら、翔吾はすでに松浦たちに捕まっているかもしれない。

それにオレは自分の身を守ることも考えないと・・・・。
今日の事件でたくさんの人に顔も見られちゃったし。

「じゃあ、とりあえず明日は3人で翔吾を探しに行こう。」


そう言って2人は家から出ていった・・・・・。