葉「もしかしたら、さっき見た人と関係あるのかなって思ったんだけど。」

一樹は首を傾げて言った。

一「琴羽…。昔のころのしゃべり方だ。」

菊「昔っていつ?」

葉「中1位?」

一「あ、ああ。でも、何で知ってるんだ?」

俺たちは、また歩き始めた。

葉「あのね、前二人でお出かけしたときに、何で白龍に入ったのかを聞いたの。そのときにすっごくサバサバした言い方をしていたから。」

一「何て言ってた?」

おい一樹、話が変わっているぞ。

葉「何か、クラスで喧嘩になって…って言ってたよ。」

また一樹は首を傾げた。