菊哉side 琴羽がこっちを見た。 気づかれたか…。 菊「帰ろうぜ。琴羽がこっちを見てたし。」 葉「うん…。」 俺らは歩き始めた。 カツ 葉月が止まった。 一「葉月、どうした?」 一樹が葉月に声をかけると、葉月は俺たちの前にいって振り向いた。 葉「あのね…。前、黒龍がはじめて白龍の倉庫に行ったときに、琴羽が『めんどくせぇ…関わりたくねぇな…。』っていってたのを聞いたの。意味よくわからなかったけど。すっごく気になってて。」 どういうことだ…。