『俺は一樹。君は仲村琴羽ちゃんだよね?』

『そうですけど、何か?』

私ね。

その時、仲のいい友達を作ってなかった。

だからって言う訳じゃなかったけど、みんなに冷たく当たってた。

『俺の仲間になんねぇか…?』

『別に、仲間とか友達とかいらない。』

『今日の放課後、ついてきてくんねぇか?』

この人…人の話を聞いてない。

『暇だからいいけど…。』

そのあと、ついていった先が白龍の倉庫。

そのときはもう一樹が総長だったんだ。

その日にそのまま姫にさせられた。」