あの戦いから数日がたった。
私は授業をサボるために屋上に向かった。
ドアが開いてた。
フェンスに寄っ掛かった。
どうしよう。
涼にでも迎え来てもらおうかな。
でもな…。
倉庫に行く気分ではないし。
スマホをいじりながら、私は考えていた。
スタスタ
足音が聞こえてきた。
誰だろうと疑問に思ったが、白龍や黒龍だったら嫌だから振り向かなかった。
菊「琴羽…。」
ダルい。
話しかけないでほしい。
私が反応すると少しでも思っているなら…バカだな。
教室で白龍や黒龍以外の子達さえ、全く話さないんだから。
あなたと話すはずがない。