「思い出したか?」 ああ・・・そうだ・・・ この声に、 この匂いに、 この温かさに、 あの頃のわたしは、 安心したんだった。 約束もしたんだった。 たしか・・・ 「生涯、わたしはおまえを守る。 わたしはおまえと共にある。 おまえもわたしと共にあれ。 わたし以外と契るな。」 えっ?