「………クラスメート、です。」
いつの間にかカラカラという音もなくなり周りの楽しげな談話だけが聞こえる。
「関係じゃなくてどう思ってるのか聞いてるの。」
「……。」
「はぁ…、
まああんたがただ者じゃないってことはわかるからあたしは喧嘩ふっかけたりはしないと思うけど…」
その続きはなかったが、明らかに何かあったら喧嘩ふっかけるからなという目だった。
「あの、お客様、こちらベリーパフェでございます。」
こんな空気の中、店員はそう遠慮がちな声で言ってきた。
そしてそれに答える明るい声はその後ろから聞こえる。
「あ、ありがとうございます!
それ、ここに置いてください!」
自分の席に座り、机をとんとんと指を指す明野さん。
店員はそれに従い、ベリーパフェを机に置くとそそくさと去っていった。
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