引き出しを開けてスーパーで買ったミートソーススパゲティのソース二袋と麺を分量分出す。

IHの上に鍋を乗っけ、水を沸騰させる。

麺をバサッと入れ、左を向き小さなデジタル時計を見ると…もう12時過ぎだ。




茹で上がったパスタを皿に盛りつけながら瑠衣を呼ぶ。

テーブルに食器を運ぶと瑠衣は既に座っていた。

わたしも席につくと瑠衣は目を合わせてきた。

「「いただきます。」」

2人で声を揃えて挨拶をする。
これは随分昔からの習慣。


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