死ぬ人、殺す人。

わたし達がそう言うとあの煩い茶髪くんがまた煩くこう言った。

「ほら!
きっと僕等のことも理解してくれるよ、ねえ、大和、良いでしょ?」

「ふん。
まだ全員メンバーが集まってないのに勝手に決めないからな。俺は。」

「女はあいつらだけで良い。」

女嫌いらしい青山 大河のその発言に笹原 玲はまた口を開く。

「はいはい」


しかしその口調と表情はさっきまでの煩いものと違い、少し寂しそうだった。

「ねえ、美歌。
僕もう帰りたい。」

「そうね。
静也さんには悪いけど、今は此処に居たくない。」

「よし、帰ろ?」


何も言わず頷いたわたしを見て瑠衣は立ち上がった。


引き止められても困るのでわたし達は気配を消して屋上を去った。


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