すると立花 守は顔をあげて他の3人に向かってこう言った。

「ごめん、出なかった。」

「そうか。」

「えー出なかったんだー」

笠原 玲は残念そうに言った。

「別に調べなくていいだろ」

反対に青山 大河はこんな調子。

「少し不自然だよね。
普通の情報ならこのくらいで出るはずなのに。」

立花 守は少し顔を歪めてそう言った。

「よし。直接聞くぞ。」

「は?聞く必要ないだろ」

「いーじゃん!
2人共、きっといい人だよ」

守「じゃあ行こう。
2人はどこか静かな場所に寝に行ったんだよね。」

「空き教室全部回ってから屋上行くぞ。」

3人が立ち上がったのを見て仕方なく、渋々といった表情で青山 大河も立ち上がった。

another side end*