そして部活が終わろうとしているとき、パーカッションの片付けが早く終わって部屋の鍵を閉めに行ってくれようとしていてやっぱり気が利くんだなぁなんて思いながら楽譜をみさと一緒にカバンに入れていた。そしてたった瞬間……
「みさと!」
振り向いてそこにいたのは光瑠だった。私は慌ててしまって光瑠に
「どっちのミサト?私?それとも夜峯の方?」