彼氏彼女になるまで



「んっ…… れんっ……蓮」



「ん?あぁ部活終わったか?」




「うん終わったよ。ボーっとしてたけど
大丈夫?やっぱり熱あるんじゃ……」


そう言って

琉愛は俺のおでこと

自分のおでこに手を当てた


「いや、大丈夫」


莉愛の事 考えてたら


ボーっとしてしまった……



それにしても……琉愛可愛すぎだろ





でもこの感情は捨てなきゃいけない

琉愛を不幸にしたくないから……



「とりあえず帰るか」




「うん…」



琉愛の家と 俺の家は 以外と近かった



琉愛は 高校に入る時に


引越しをしたらしい



だから………一緒の高校だったのか………





そんな事を考えていたら


すぐに家に着いてしまった




「蓮、送ってくれてありがとう」




「ん。明日の朝も迎に行くから」



「うん、ありがとう」



「じゃ。おやすみ」



「おやすみなさい」




今日は何ともなかったけど……


もし通り魔が現れたら…………………





絶対に俺が琉愛を守らなきゃ