カタン、




「?????」



私の想像を遥かに超えすぎて異次元に辿り着いた?
夢?妄想?

私が机に倒されて間近に伊織くんの顔があるのは.......どういうことですか?

「あ、あの?」

「受験生だもんね。そりゃ溜まるよ。」

いや、意味分からないんですけど!?
そのまま、ふっ、と耳に息を吹きかけられた。

「ひゃっ!?」

「いいね、その顔。すごくそそるよ。」

イイネソノカオスゴクソソルヨ?

「え?伊織くん??」

首筋から鎖骨、と伊織くんの唇が移動して、髪の毛がふわふわと当たってくすぐったい。
....じゃなくて!!

気が付けばシャツが全開。

「いお...はぅっ!」

そしてなぜ私の小さな胸を掴んでいるの!?

「なっなんでっ、やだ!」