「あのー、どちら様でしょうか?」 てかどこの国の人? 男はわたしの質問に答えずに低い声を出した 「私は神様からの伝言を伝えにきた使者だ。天野未来、お前は天使だ。そして神様の命により、ある悪魔のみはりをするのだ!」 ……はい?この人、頭大丈夫?いやいや大丈夫じゃ無いよね? 私が何も言えずにいると、男は再び話した。 「まぁ、急にこんなことを言われてもびっくりするだろうが、本当の話だ。お前は記憶がないだろう?」