想いはいつも...~6人の恋物語~

「ここが第一音楽室、ここで軽音部は活動している」





尚樹の説明で学校案内をしている





「ねぇ尚樹、軽音部ってどんな感じなの?」





尚樹は口ごもってゴニョゴニョ一人で言っていた




すると、龍星が俺が教えてやろうとばかりに拳を胸にあてていた





「軽音部はな、部長芹沢遙斗のカッコ良さに惹かれてやってくる言わば遙斗ファンクラブ状態だそして、遙斗がこの前まで組んでたバンドメンバーは、ドラムの邉田翔琉とギターの山宮明日香の3人で遙斗とバンドが組める人は誰よりも楽器が上手い人のみでどうやら松井は、山宮よりギターが上手かったんだろうな」



龍星の長々とした説明を聞いてるとあっという間に予鈴がなった




3人は、そろそろ帰らないと遅刻すると思い教室に帰った





教室に戻るとそこには、遙斗と見知らぬ男の子が一緒にいた




「あれ、遙斗じゃん。あ、もしかしてその隣にいる人が邉田くん?」





「ああ、そうだ」





遙斗は制服のポケットから封筒を取り出して紗弥に渡した




紗弥は封筒を受け取って中身を確認した




「入部届けと、バンド申請書?」





「ああ、そうだバンド申請書は、この学校の決まりで必ず提出しなければないないからそこに名前書いて邉田に渡してくれ」




紗弥は、「了解」と伝え机に向かった





その後すぐ本鈴がなり授業が始まった