次の朝 自分の部屋を忘れないように記憶する。 僕は本の中身は丸々暗記できても、自分のいる場所や位置が全くわからない方向音痴だ。 「玄関は何処だ?」 ウロウロしていると 「飯島!教室行くか?」 笑顔の幸雄がいた。 「おはよ。笑顔キショイよ幸雄…」 「お前 朝からヒドイ奴だなぁ~」 幸雄はそれでも嬉しそうに一緒に歩いた。