『え〜、本日は絶好の入学式日和で…』




…入学式が始まって、早くも30分経過。




が、眠すぎる!体育館が暖かすぎて…逆に眠気を誘う……。




ウトウトしていると、夏花に肩をつつかれた。




振り返ると、夏花も眠そうな顔で喋りかけてきた。



「話、長いねぇ……私眠いよぉ」



「ぅん…もうだめ、疲れたぁ」




「いつ終わるの?って感じ?」




「あー、わかる。ほんとそんな感じ。」



本当にもう限界キテル……



足とお尻がプルプルしてきたぁ…。



頭の中にグルグルマイナスな言葉が回る



『では、次に校歌斉唱。』




えぇっ今から歌ぁ⁈




もうだめ。まぁ、口パクでいっかぁ。