好きな人はモテます

***


「失礼します…」


先生誰も居ないんだ…



「氷貰います」と呟いて、製氷機を開ける。



「あっ、せん…ぱ…」



何やら奥から、いちゃつきの声が…




見なければ良いんだけどどうしても気になる!

氷を入れたクーラーボックスを持ったままカーテンを開けた。



「キャ!」

女の子の驚いた声とともに…



「あ、淳志…」
そして、昼に噂になってた藤田㮈生ちゃん




「なんだよ、また覗きかよ」



「は、なにいってんの!?
あたしは氷取りに…」
って、なんであたしが言い訳しなきゃいけないわけ?



「淳志先輩」



「あぁ、悪いけど帰って」


「なんでですか」



「マネに見つかるとまずいんだ」




「…っ、わかりました。失礼しました」


乱れた制服を直しながら出て行った彼女


そして、二人きりの静かな部屋