私はゆっくりと目を開ける…。
するとそこには、明るすぎるこの景色。
「なぜ、こんなに明るいの?これが…人間界?」
あり得ない。人間どもはこんな明るさの下で暮らしているのか?私は体が溶けそうなのに!普段、魔界では夜中に活動をする。朝から昼は主に家にいる、と言ってもこんなに明るくない!
地図を片手に自分の家に向かう、
すると、なんとも言えない大きい一軒屋が立っていた、
「これが私の家…なの?…いやっ大きすぎでしょ!」
でも、家の表札には《神舞》と書かれている。
自分が持っている鍵でそのドアを開けた
(はぁ、やっぱこの大きい家が私のお家なのね。で、今日は4月6日だから学校は明日から始まるのね?)
よし、じゃあ早速〜♫
私は、ドアを閉め魔法を唱える
「マカデミナーレ、マカデミナーレ」
すると、家具などがダンボール箱から出され思ったところへ置かれる。
「ふんっ、魔女の力はこんなもんじゃ済まされないわ」
よし、決まった!これは、お決まりの言葉。これが決まれば一流なのよ!
そして、ある程度の準備をすませベットイン!
はぁ、明日が楽しみ!みんなを地獄に落とすことができる明日が(笑)
…ピーんポーン
「はぁい?どちら様ですか〜」
閉じた目をこすって玄関へ…
するとそこに現れたのは私と同じくらいの女の子。凄く怯えている、女の子の後ろにはナイフを持った男。
状況を理解した私は、女の子をうちに入れ外に出た。
そして、「ヘェ〜女の子に手ェ〜出して何が楽しいのかな?そこのジジィ、なんなら私が相手すっけど?」(マカデミナーレ)←心の中で
…「すみません!こっ殺さないで〜ください!!」
おじさんは、転びながら逃げて行った。
まあ、呪文唱えたから当たり前だけど
そして、家に入ると。
助けた女の子は私に抱きついて来た。どうやらこの子(高校一年生になる)はストーカーにあっていたそうだ。
まぁ、いい、一緒に彼女の家に行ってやった。
はぁ、これでやっと帰れる。
そして、2度目のベットイン!
明日が楽しみ!