私の優しくない幼なじみ






「ありがとう、七恵ちゃん。」




涙目になりながら、七恵ちゃんに感謝の言葉を伝えた。




「奈央~、もう私の嫁になれ!」




「あはは、なる~!」




七恵ちゃんと二人で会話をしていても、頭の片隅から彼のことが離れない。



かなちゃん、どうしたら私の方を見てくれる?



ねえ、かなちゃん…