わたし、あなたのこと諦めます。




「ねぇみんなー!って、もう全部食べてるし!」


わたしもあと少しだったけど、みんなはもう完食していた


「おー、早いだろ。てか、瑚晴いた?」


「それが……どこにもいなくって」


「「は?」」


「近くを少し探してみたんだけど……どこにも」


わたしは首を横に振りながら答えた

「それってやばくね?」


「もしかして……安藤の元彼に連れ去られたとか?」


「おいおい、怖ぇー事言うなよ。
………でも、もしそれが本当だったら…」


「嘘!」


そんな!


「とりあえず探すぞ!」


わたしがあの時先に帰ってなかったら……


瑚晴……


瑚晴……!



「おい!?大丈夫だ。俺らで絶対みつけよう」


藤田くん……


「わたしが先に帰ってなかったら……瑚晴は」


「お前のせいじゃねぇよ!それに……お前がいても、二人共捕まるだけだと思う」


そっか……


じゃあ、わたしにはなにも?


「まだわかんねぇよ。瑚晴が捕まったかなんて……ま、その方が可能性は高いけど。
アイツのためにも、早く見つけてやろーぜ」


「うん!」


どうか無事でいて!