わたし、あなたのこと諦めます。




「どうだったよ?楽しかった?」


瑚晴にコソコソっと聞かれた


「楽しいって言うか、すっごく緊張した」


今は瑚晴達と合流して、なにか食べようってことになってる


「そっかそっか。……緊張するってことはさ、藤田に少しでも気があるってこと?」


は!?


「え、いや!あの…………わ、わからない」


「…………ん"~~~
そっか。あ、ねぇ」


「ん?」


「あんたって篠原に告白されたんでしょ?」


「え、なんで知ってんの?」


「優ちゃんに教えてもらった」


お母さんめぇ!


「で、返事は?」


「まだいいって言われた」


「まだいいって言われても、考えなきゃいけないわけでしょ?そういう事もふまえて、藤田のことはっきりした方がいいと思う」


「わかってるよ……考えてる」



「じゃあ……」


「でも、最近の藤田くんの行動が掴めないんだよ。どうして夏祭りに誘ったのか、どうしてキ……キスしたのか」


キスの部分の声を今してる声より小さくして言った


「あ………まぁ、確かに難しいか」



「でしょ?……考えても考えても、答えが浮かんでこないの」



「うん……でも、この夏休みのうちにしっかり考えた方がいいと思う」


「………どうしよぅ」


「なにやってんのー?置いてくよ?」


あ、志摩くん達のことすっかり忘れてた


話してたから


「ごめんごめん。待ってー」


瑚晴が走っていく



「あ!置いてかないでよ」


私も後を追いかけた