わたし、あなたのこと諦めます。




「ねぇ!なんでメガネかけてるの?」



「んー?前の学校でいろいろあって」



「いろいろって?」



「突っ込んでくるね。まぁ、前の学校で女子に騒がれたりして、変な噂たって、大変だったんだよ。この学校に転校してくるとき、両親にお前はもう絶対に目立つなって、メガネをかけてろってじゃなきゃ嫌われるぞって言われて」



「騒がれる……?ふーん………まぁ何があったのかはわからないけど大変だったんだね。」



「まぁね。でももう、かけないけど」



「え………?なんで!?」


「こんなバカにバレたんだから、隠す必要ないでしょ?」


そんな!


それじゃあ、周りが潤汰のこと好きになる!


「あたし言わないよ!?まだあたししか知らないんだから大丈夫だよ」


「………ふーん?まぁ俺的には?一番バレてほしくないやつにバレたって気分だけどな」



そのとき、胸に大きなトゲが刺さった気がした


「そん………なことないよ」


「え?だったらこの前、絶対にナイショなって言ってた俺の秘密をお友達に話そうとしてたのは誰だったかなー?」



「ギクッ!それは……聞かないでくれ」


「ギクッて自分の口で言うなよ……ふっ、でも明日からはもうつけない」



そんな~


これじゃあ、本当に周りが潤汰のこと好きになる!


それは嫌だぁ


そんなの卑怯っていうか、酷いよ


顔で決めるなんて!


あたしは潤汰が地味でも好きなのにぃ!


まぁ、確かに面食いだけどもね