わたし、あなたのこと諦めます。




「紗耶?紗耶は太くないよ?むしろ細い!
もっと太りなさい!」



「え?何言ってんの?私太いし!
それに私の考え……?」


「不安そうにしてたからそんな事考えてるんだろうなぁって思ってね。
あなたみたいに痩せてる子が、自分は太い!なんて言ってたら本当に太い子に踏み潰されるわよ?」



さ、最後の表現!


怖すぎ!


踏み潰すって………ハハハ


「あ、じゃなくてね。これから篠原くんとどこか散歩?行くから、送らなくていいからね?あと瑚晴が、ありがとうってー」


「いえいえって言っといて!
え、あら?デート?」



はぁ!?


「ち、違うよ!散歩だって言ってるでしょ!?散歩じゃないなら………散歩だよ!」


「ふふっ、意味わからないよ?わかったわかった
それはそうと………紗耶は好きな子いるの?」


ドキッ


何思い出してんの!?


わたしの脳裏には、さっきのキスを思い出していた


「あら?その顔は……心あたりがあるのね?」


「………っ!い、い、今そんな話してる場合じゃないの!」


「ふふふ。いいわねぇ青春………お母さんも昔はね……」



はぁ……また始まった


「篠原くん、お母さんこうなると止まらないから行こう?」


「ははっ、わかった!」


お母さんって天然なのかな?


こんなお母さん疲れるっての!