わたし、あなたのこと諦めます。




「お!直輝までいるじゃん!」


直輝………?


ああ!篠原くんね。


「ってこら!なに呼び捨てしてんの!」


「いいんだよ。俺がいいよって言ったから」


「……そう。なんかごめんね?図々しくて」


「全然。一馬も拓馬も可愛いし、もちろん苺歌ちゃんもだよ」


「うん。ありがと」


一馬も拓馬も、篠原くんの足にギュってしてる


なんだこの光景は………


懐いてるなぁ


「あら、お友達?」


「うん……」


「この前ね、うちに来たんだよ!」


こら拓馬!


「うちに……?それって…」


う……怒られる?


「あの、ごめん」


「彼氏なのー!?ねぇ!紗耶の彼氏?」


はい……?


「あのっ、えっと………彼氏ではないです。」


「そうなの。残念」


「すみません」


「あー、全然!それにしても、この人見知りブラザーズよく懐いてるわね」


ほんとに!


一馬と拓馬は、人呼んで『人見知りブラザーズ』


人呼ぶっていうか……私達家族が呼んでるだけだけど


「人見知り?この子達、人見知りするんですか?」


「そりゃもう!人見知り限度超えちゃうくらいよ!」


「へぇ、そうなんですか!なんか嬉しいなぁ」


「直輝は、好きだぜ!」


「俺も、直くんは好き」


「ありがとう」


ほぅ


すごい………