わたし、あなたのこと諦めます。




「じゃあ、ママ達は後から行くから、楽しんできてね?
瑚晴ちゃん達、ナンパには気をつけなよぉ?」


なにニヤニヤしてんの?


「あ………でも、紗耶は平気か。瑚晴ちゃんは気をつけなよ?男は怖いから」


「大丈夫だよ。大好きな彼がいるから!
男にナンパされたら、彼が黙ってないと思うって……自惚れすぎかな……?」


「………そぉ。羨ましいわぁ!昔のパパもね……」


「瑚晴、こうなったら止まらないから、逃げよ?」


「うん」


ったく、お父さんのことはいいし!


それに、自分の娘に対してひどいっての!


…………ん?


彼って………志摩くんのこと?


「ねぇ瑚晴、彼って志摩くんの………」


「居たー!こっちこっち!朝陽ー!篠原ー!藤田ー!」

彼って志摩くんのこと?と聞こうとすると、瑚晴に遮られた


こら、瑚晴。私の話を遮らないで………って!


藤田………!?