わたし、あなたのこと諦めます。




はっ!?


「どういうこと!?」


『俺、友達と遊んでたんだけど……』


彼の話によると………


篠原は、友達とぶらぶら歩きながら買い物をしていた。


すると突然雨が降ってきて、近くの建物で雨宿りをすることになった。


そこは駅で、前を見ると、紗耶らしき人が傘をさしながら座っていた。


彼はずっとそこにいて、紗耶のことを見ていた。


紗耶は、立ったり、座ったりを繰り返していたそうだ。


そして、午後5時30分頃………立っていた紗耶が、急に崩れるように倒れていった。


それを見た彼は、慌てて紗耶のもとへ駆け寄ったと言う。