わたし、あなたのこと諦めます。




──────……


────……


ううーん?


ここって………わたしの部屋?


あれ?


さっきのは、夢?


「あ!起きた……」


「紗耶!?」


「こ………はる?と、篠原くん………?」


「そうだよ?」


「なんで、わたしここに?」


「あんたっ、あんな雨の中、倒れてたんだよ!?
冷えきっちゃって、本当に……グズッ死んじゃうかと思った………ぅ……う」


瑚晴が泣いてる……


「死ぬって……大げさだよ」


そう笑いながら言うと……


「本当だよ。意識もなくて………心配したぁ……」


篠原くんにいわれた


「ごめんなさい………」


「藤田、何やってんのよ!
絶対許さない!」


そうだ……藤田くん


「事故とか、あってないよね?」


「そんなこと、心配する必要ないよ!」


「…………え?」


「あっ………」


瑚晴は、しまったという顔をしている


「どういうこと?」


「これ聞いて……紗耶がどうなるか、わかんない……」


「いいよ。大丈夫だから、言って?」


なにかあるなら知りたい………


「傷つくと思うよ?」


「もう、傷ついてるよ………!」

あははと笑ってみる


「紗耶………わかった。言うね?
あれは………あたしが、朝陽と一緒に居た時……」