「紗耶っ!」
それから、数分後。
瑚晴が焦った顔をして走って来た。
「紗耶………?杉本さんだけが戻って来たからびっくりして………って!なんで泣いてるの!?
あ、そう言えば、杉本さんと藤田も一緒にいたね……
なにか関係あるんでしょ?言ってごらん?」
「こはる…………あのね。」
さっきのことを全て話した。
少し心が楽になったけど、それはほんの3%くらい
「さいってい!杉本さんってやっぱそういう人だったんだ。
って、気をつけなって言ったでしょ!?
だから、こういう目に遭わされるんだよ!」
「わたしが………グスッ悪いのかなぁ?」
「あぁ!ごめん!悪くないよ?
悪いのは杉本さんと、わかってやらなかった藤田だよっ!
あいつら最低っ!」
瑚晴、怒ってくれてありがとう……
「ねぇ、わたしって、どうすればいいのかなぁ?
別れた方がいいの?」
「あたしはあんな奴やめろって言いたいけど……紗耶の気持ちしだいだよ?」
「うん………でもあたし、付き合ってるけど、罪滅ぼしだからなって言われちゃったんだよ?」
「それは………じゃあさ!
もうちょっとしたらあんた、誕生日じゃん?」
「え?……うん」
「だから、試すの!
誕生日の日、あいつ知ってる?」
えっとー
確か……
「前に一度だけ話したことあるけど………忘れてると思う」
「じゃあさ、その日デートの約束をするの!
そしてその日、誕生日って覚えてたら諦めない、覚えてなかったら諦めるってのはどう?」
「うーん、試すの?」
「しょうがないでしょ」
だいたい結果は見えてるし……
「…………わかった」
「よしっ。明日、明後日居づらいかもしれないけど、頑張れ!あたしがついてるから」
「うんっ!」
まだ辛いけど
瑚晴がいてくれる事で、少しは助かるよ
ありがとう
瑚晴。

