わたし、あなたのこと諦めます。




「歩夢………きいて……?
紗耶ちゃんが、歩夢にもう近づかないでって怖い顔して怒ってきて……」


「どういうこと?」



「えっ?違う………!」


「違わないじゃん!あたし、怖かったんだからぁ」


瀬奈ちゃんは泣きながら、そう言っていた


それをわたしは、呆然と見ていた。


「悪いけど、あんたにそんな事言える資格ないから。
付き合ってるけど、罪滅ぼしだからな。
瀬奈、帰るぞ。冷える」


「………うん」



2人は部屋へと戻っていった。


その際に、瀬奈ちゃんは

後ろを振り向いて、ニヤって笑った。