わたし、あなたのこと諦めます。




きっと、気のせいだよね……


藤田くんがわたしを見るわけないし


あ、あれ可愛い~!

「瑚晴っ!あれ可愛いよっ!」


瑚晴の所に行って、手を引っ張った


「は?ちょっと、今はそんなことしてる場合じゃ……」


「はい?ここ水族館なんだよ?いっぱい楽しまなきゃって!」


あ、黙っちゃった……


わかってるよ


藤田くんにアピールするんでしょ?

確かにそれは大事だけど……


でもでも!


楽しむのはもっと大事!