わたし、あなたのこと諦めます。




「なぁ学級委員」


先生が呼んだ


このバスにはわたし達のクラスしか乗ってないから


学級委員となれば、わたしと篠原くんに違いない


「はい……」


「ちょっとこっち来てくれ」


車内で立ってもよろしいのか?


普通は怒られると思うけど


うちの担任は適当だ……


篠原くんと先生のところに向かった


「なんですか?」


「ああ。やっぱりお前ら、飛行機内では隣で座ってくれないか?
そんでもって、一番前な」


えぇー!


「なんでですか!?」


「何かあった時、2人でいた方がこっちも何かと便利なんだ。頼むよ」


はぁ………


先生、自分勝手~


「まぁ、俺はいいですけど………」


いいんだ


「それならわたしもいいと言わなきゃいけなくなるじゃないですかぁ」


「そうだ。だから頼むな!」


「はい」


「はぁい」


なんとなく篠原くんのテンションが上がった気がするけど……


そんなに席が前なのが嬉しいのかな?


こーはーるー!


委員長はやっぱり責任があるなぁ


生半可でやるんじゃなかった


ま、なったからにはやりますよっ!


やればいいんでしょ?