似合わないことぐらい、はじめからわかってた。
なのに、私1人舞い上がって・・・
サンダルのストラップをつけているときにグッと腕をつかまれた。
「まって、ひな」
「や・・・・離して・・・」
もうこんな惨めな思いしたくないよ・・・・
みんなが見てる
「聞いて、俺・・」
「ヤダっ・・聞きたくなぃ・・・」
優君の腕をすり抜けて玄関を出た。
それから、どうやって家にたどり着いたか覚えてない。
何もしたくない
真っ暗な世界で
ただ、ぼーっとして何も考えられない
コンコン
いつの間にか眠りについていた。
コンコンコンっ
「ひな?入っていい?」
ぱっと目が覚める。
この声は、仁君。
なんでっ?
カチャ
「ひな、入るよ?」

