でも、優君は気を使って、遠まわしに言ってくれてるのかな?


迷惑してるのは優君の方だったり・・・



「私が居ると、迷惑・・・?」


ダメだ、何聞いてるの?

こんな事聞く方が迷惑じゃんっ


ほら、何も言ってくれない。

ダメだ・・・・泣きそう。

やっぱり、迷惑なの?





涙目を見られたくなくて下を向く。


ジャージをギュッと握り締めて


「そ、そうだよね、私みたいな子、みんなと居ると迷惑だよねっ・・」


震えた声。


「えっ?ちがっ・・」


焦った優君の声。



あ、そっか、そうだよね、私が居なくなると勉強教えてくれる人居なくなるもんね。



「大丈夫、放課後の勉強は付き合うよ。約束だし。でもそれ以外は一緒に居ない方がいいよね。」


それだけ言って、教室から出ようとする。


「ちょっ!待って!」


優君が私の腕をつかむ。


そして大きくため息。


胸に痛みが走る。


我慢してた涙がこぼれた。



「はやとちり、てかなんでそんな自己完結?」


あきれたような声。


言われてる意味がわからない。



でも、声で不機嫌なのがわかる。



「俺、迷惑なんて言ってないけど?」


「え・・・?」


ゆっくり振り返る。