君の笑顔をみるために

「おはよー」
「お前何組ー?」

校門をくぐると、もうすでに掲示板の前は人でごった返していた。
俺もクラスを確認する。
高城、高城… あった。
2組か。
俺は人混みが苦手だから、すぐ教室へ向かった。

教室に着くと、何人かもう来ていた。
「佑都ーーーー!!!!」
馬鹿でかい声で俺を呼んだのは、黒田 春樹(くろだ はるき)。
中学からの友達。
こいつには家のことも話してある。
それを聞いても変に気遣うとか全くなくて、こいつといると楽。