君の笑顔をみるために

ピピピピッ ピピピピッ
「ん…」
朝7時。
うるさく鳴り続ける目覚まし時計を止め、大きな伸びをした。
あー、春休み終わったんだっけ。

俺は高城 佑都(たかしろ ゆうと)。
本庄高校、今日から2年。

まだ寝ぼけている目をこすりながら洗面所へ向かう。
顔を洗い、歯磨きして髪を軽くセットする。
まぁテキトーでいっか。
朝飯は食わない。めんどくせぇし。

俺には家族がいない。
父、母の3人家族だったが両親は死んだ。
俺が中2の頃だった。